グルメフード
ココアの効能あれこれ
ガンや成人病予防、老化を防止
ココアにはポリフェノールという成分が豊富に含まれています。体内で発生する活性酸素はDNAを傷つけたり、体内を酸化させるなどの悪影響をもらします。ポリフェノールは体内の酸化を抑制するはたらきを持った成分で、緑黄色野菜などに含まれるβカロチンなどと共に「抗酸化物」と呼ばれるものです。このポリフェノールがガンや成人病を予防したり、老化を防止してくれるのです。食生活の変化に伴い、近年大腸ガンが急増していますが、前述のリグニンが活発に働いて、腸内の環境を良い状態に保ってくれます。
人の集中力を向上させる効果
ココアの芳香は私たちをここちよい気分にさせてくれます。しかし、それだけでなく、最近の研究でココアの香りには、人の集中力を向上させる効果があることが分かりました。物事に集中しているとき、人の脳にはアルファ波という脳波が出現します。これを測定して実験したところ、ココアの香りをかいだ後には、集中度の高い行為(たとえば暗算)をしているときとほぼ同じ状態のアルファ波が確認されました。ココアは受験生にオススメの飲み物といえます。
便秘予防にココア
一時期、ココアダイエットなるものが流行りました。どうしてココアがダイエットによいのかというと、ココアはリグニンという、他の食品にはほとんど見られない食物繊維をたくさん含んでいるからです。リグニンは、腸内の酵素を活性化し、腸内の有害物質を吸着・排出してくれるので、便秘予防にひと役かってくれます。また、ココアの飲み方というのは、お茶やコーヒーのような抽出液と異なり、カカオ豆からできたココアパウダーを溶かして飲むので、食物繊維をそのまま無駄なく摂取することができるのです。
動脈硬化疾患を抑える
ポリフェノールのはたらきにより、動脈硬化性疾患を起こすとされている過酸化脂質の生成が抑えられます。ポリフェノールは強い苦味をもちますが、ココアに含まれるものは、マイルドな味なので、抵抗なく摂取することが出来ます。
貧血にも効くココア
ココアは貧血でお悩みの女性の強い味方です。ココアに含まれる鉄分の大きな特徴はその吸収性の高さです。コーヒーよりも紅茶よりも、野菜よりもずっと吸収性が高いのです。鉄分以外にも骨の素であるカルシウムや体内の塩分を排泄してくれるカリウムなど、人の身体に非常に大切なミネラルがバランス良く含まれています。さらに、牛乳で溶かして飲めば牛乳の乳糖のはたらきで、鉄分吸収が高まります。
ピロリ菌に対しての殺菌効果
胃炎の原因で胃かいよう・十二指腸かいようの再発を促進するとされる「ピロリ菌」ですが、この細菌に対して殺菌効果があるようです。これが少量含まれている食品を食べた場合、一杯のココアを飲むことによって胃の中でそれが定着するのを抑えることができます。また、O157の増殖を抑える可能性があります。さらに、ココア内のタンニンの一種のはたらきにより、虫歯菌の酵素のはたらきを抑え、歯垢ができにくくなります。歯のエナメル質も守るといわれています。
